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東日のシグナル式トルクレンチはトルク目盛付きのプリセット形、トルク目盛付きでもトルク設定値を簡単に変えられないヒューマンエラー防止用のプリロック形、トルク目盛が無く同一トルクでの繰り返し締付け作業に適した単能形、締め忘れ防止用のポカヨケトルクレンチ、回転角法締付け用の角度レンチ、シグナル式でも締付けトルクデータを無線伝送するタイプがあります。
トルク目盛付き。ラチェット付きやグリップ部分がメタルハンドル(ローレット仕上げ)、ヘッド交換式などがあります。またQL/QLE2は豊富なシリーズラインナップにより、M4~M42のボルトに対応できます。東日独自の2段モーションで締めすぎ(オーバートルク)を防止するYCL2もあります。
トルク誤設定防止に効果のあるプリロック形トルクレンチ。トルク目盛はありますが設定トルクを変更するには工具が必要で、締付作業中の不用意な設定トルクの変更がされ難くいのでヒューマンエラー防止に効果的です。ラチェット付きやヘッド交換式プリロック形トルクレンチがあります。
トルク目盛の無い単能形トルクレンチ。同じトルクでの繰り返し締付作業に適します。ラチェット付きやヘッド交換式、スパナヘッドやリングスパナ付、締めすぎ(オーバートルク)を防止する空転式トルクレンチなどがあります。
ポカヨケトルクレンチは締め忘れ防止用のトルクレンチです。締付け回数管理で締め忘れを防止する有線のLS式や、無線で締付け完了信号を送信するFH式、ソーラー発電で電池を無くしたBL式、2度締めを防止するCSPFHWシリーズのほか、締付完了と同時に自動的にボルト頭部に締めた証拠を残すマーキング式、締付けトルクデータを有線で伝送するCSPLDなどがあります。また有線のLS式トルクレンチは、小型送信機T-FHLSをお客様自身で載せ替えることにより、無線ポカヨケトルクレンチにアップグレードできます。
高強度締結に多用される回転角法締付けの角度レンチ。LS式トルクレンチを改造して角度レンチにできる角度表示モジュールM-DWやM-DWの搭載例としてDWQL、デジタル角度レンチCTA2があります。
設定したトルクに達すると「カチン!」と同時に締付けトルクデータを無線伝送するトルクレンチなどがあります。FDDは二度締め検出機能付き。FDD-ADはトルクと角度から高度な合否判定を行い、締付けの信頼性を高めます。またCSPBTLDは締付トルクと角度をWindowsやiOS 機器に無線伝送し、Excelへの入力や帳票電子化システムとの連携が可能です。